ANAプレミアムクラス徹底解説2019【実際の搭乗レビュー付き】

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「ANAプレミアムクラスってなに?」
「どんなサービスを受けられるか気になる!」

ANAの国内線では、普通席とプレミアムクラスという2種類の座席が用意されています。

この記事では「ANAのプレミアムクラスは普通席と一体何が違うのか?!」という点について説明します。

また、先日プレミアムクラスを利用したので、その時のレビューも一緒に紹介します!

そもそもANAプレミアムクラスとは?

そもそもANAプレミアムクラスとは、新幹線でいうところの「グリーン車」という感じです。

ANAの国内線には、普通席とプレミアムクラスがあり、国内線で一番グレードの高い座席という位置付けです。

座席が広かったりするのはもちろん、搭乗前には優先搭乗があったり、ANAラウンジが利用できたり、搭乗後には荷物を優先的に受け取れたりなどもします。

筆者としては、搭乗前が一番ANAプレミアムクラスのメリットが多いように感じます。

ANAプレミアムクラス搭乗前

まずはANAプレミアムクラス搭乗前のサービスです。

手荷物預け制限アップ

無料で預けることができる手荷物の重量制限でも、普通席だと1個あたり20kgまでですが、プレミアムクラスなら40kgまで優遇されます!

国内線であり20kgを超える手荷物を携えた旅行の機会は少ないと思いますが、もしも自転車・カメラ・サーフィンなどの荷物が多い趣味をお持ちの方は嬉しいはずです。

PREMIUM CHECK-IN

プレミアムクラス利用者は、羽田・伊丹・福岡・新千歳・那覇に加えて仙台・広島・松山・鹿児島などの主要空港では「PREMIUM CHECK-IN」により、ほとんど行列せず搭乗手続きと手荷物預けができます。

ちなみにANAマイレージ会員なら、空港でチェックインすることなく、スマホのバーコードやおサイフケータイのスキャンだけで保安検査場を通過することができます!

保安検査場

羽田・福岡・新千歳では「PREMIUM CHECK-IN」カウンターの目の前に、伊丹・那覇はカウンターとは別の場所に、専用の保安検査場があります。

ANAプレミアムクラス保安検車場

筆者の経験では、保安検査待ちの行列は朝夕ラッシュ時でもせいぜい5人くらいで、行列の長さにイライラしたことは全くありません!

これはとても嬉しいポイントです。

ANAラウンジ

ANAラウンジは、プレミアムクラス利用者に加え、ANAの上級会員(お得意様)だけが利用できる空港ラウンジです。

ANAラウンジは羽田・伊丹・福岡・新千歳・那覇はもちろん、仙台・広島・松山・鹿児島などの主要空港にあります。

国際線のような食事の提供はありませんが、ビール/ウィスキー/焼酎といったアルコールに加え、コーヒー/ジュース/お茶といったあらゆるドリンクが無料で飲み放題です。

国内線ANAラウンジ

伊丹空港のANAラウンジ

ほとんどの席に電源コンセントがあり、フリーWi-Fiも利用でき、主要な新聞も用意されています。

混雑で座る席がないような事態もほぼありません。

室内はとても静かで清潔で、喫煙ルームも設置されていますので愛煙家/嫌煙家ともに快適です。

ちなみにANAラウンジについては別途まとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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優先搭乗

ANAプレミアムクラス搭乗口

いざ飛行機に乗り込む時には、優先的に飛行機に乗ることができます。

ちなみに1番目ではなく3番目ですが、それでも十分にスムーズに搭乗し、空いた状態で荷物を上の棚に乗せることができます。

「1番じゃないの?」とよく耳にしますが、車いすや幼児連れなど「搭乗に手伝いが必要な方」が1番、ANA便の利用が特に多い「ダイヤモンドサービスメンバー」が2番です。

プレミアムクラス利用者はANA便の利用が「ダイヤモンド」に次いで多い「プラチナサービスメンバー」と同じ優先順位です。

朝夕のラッシュ時には、3番目の行列が50人ほどできることもありますが、プレミアムクラスは最前列にあるため、5分ほどで席に着くことができます。

プレミアムクラス搭乗中

続いてはANAプレミアムクラス搭乗中のサービスです。

座席

ANAプレミアムクラスのシートはほとんどの機種で前後間隔は127cmです。
人間の足の長さは100cmほどですので、足を延ばしても充分な余裕があります!

普通席に比べ48cm長く、快適さは比較になりません。

ANAプレミアムクラス

ANAプレミアムクラスの座席

ちなみにライバルとなるJAL「ファーストクラス」の前後間隔は約130cmで、東海道・山陽新幹線「グリーン車」は約116cmです。

横幅は約50cmで普通席より10cmほど大きくなっています
たかが10cmと思われるかもしれませんが、実際に座ってみるとその差は一目瞭然です。

ひじ掛けに余裕があり、隣席とセパレートされていることから、互いに遠慮する必要はありません。

何気ない仕草ですが「ひじ掛けに気兼ねなく腕を置ける」と格段にリラックスできます。

ちなみに、座席のリクライニングは後席に傾くために気兼ねしがちですが、ほとんどのプレミアムクラスではお尻の位置が前後にスライドするため、後席に傾きません!

リクライニングすることを後席に断る必要がないため、これもプレミアムクラスならではのメリットです。

食事・ドリンクメニュー

ANAプレミアムクラスのメニュー

ANAプレミアムクラスの機内食メニュー

  • ~10:30朝食
  • ~13:30昼食
  • ~17:00軽食
  • 17:00~夕食

と4段階のメニューがサーブされます。

内容としては、デパ地下の著名店の差し入れ弁当、というイメージがフィットします。

国際線とは異なり、メインディッシュは温められていませんが、汁物はホットです。

空の上、ここでしか体験できない優雅な弁当です。

また「お酒」を無料でオーダーすることができます。

ビール/ウィスキー/焼酎といった、ラウンジと同等のアルコールがラインナップされています。

機内食は、時期によってメニューが変わりますので、気になる方は公式サイトをご覧ください。

>>ANAプレミアムクラスのお食事・お飲み物(公式サイト)

プレミアムクラス搭乗後

最後に搭乗後のプレミアムクラスのサービスです。

優先預け手荷物受け取り

ANAプレミアムクラス優先受け取り

預けた手荷物には「優先タグ」が付けられ、到着空港では優先的にターンテーブルに流れてきます。プレミアムクラスの優越感を感じることができるサービスの一つです。

ANAプレミアムクラスの利用料金・アップグレードについて

魅力的なANAプレミアムクラスですが、利用料金が気になりますよね。

また、人によってはマイルなどを使ってアップグレードできるのかなどを知りたいかもしれません。

ANAプレミアムクラスの料金とアップグレードについて紹介します。

料金は便によってかなり異なる

まずは料金についてですが、便によってかなり異なります。

季節・曜日・イベントなど需要に応じて細かく変動

国内線の飛行機の運賃(利用料金)は、長距離鉄道のように年間を通じてほぼ一定ではありません。

曜日・時間帯・イベントなどの需要をふまえ、予約時期の早さに応じて利用料金が設定されるため、リーズナブル感は旅行スケジュールをある程度想定して検索なければわかりません。

「わかりにくい」と思いがちですが、安い利用料金に応じて旅行を計画できるという、メリットがあります。

利用料金が安い時期の目的スポットはおおむね空いていることが多いため、快適に旅行できる可能性が高くなります。

「プレミアムクラス」料金は普通席運賃と包括して提示

新幹線のように「固定の利用料金を運賃に追加する」というルールを採用していません。

ANAでも、運賃とプレミアムクラス利用料金の合計金額を、需給や予約時期に応じて便毎に提示しています。

プレミアムクラスと普通席の利用料金の差額の具体例

2019年11月5日現在、ANA公式サイトで12/11の福岡→羽田の運賃を検索し、普通席「バリュー3」とプレミアムクラス「バリュープレミアム3」との差額を調べました。

搭乗3日前まで予約可能な「VALUE3」料金で確認すると、出発時間帯によって異なりますが、差額はおおむね1万5千円です。

飛行機に乗っている時間自体は変わらないので、1万5千円が高く感じられるかもしれませんが、搭乗前から搭乗後までの快適さを考えると、決して高くはないというのが利用してみての印象です!

普通席からのアップグレードについて

いきなりプレミアムクラスのチケットを買わずとも、普通席のチケットを買ってからアップグレードする方法もあります。

一般マイレージ会員はアップグレード不可

ANAでは積算マイルを使用した国内線プレミアムクラスへのアップグレードはできません。

マイルでアップグレードできるのは国際線だけです。

ANA利用が多い上得意客はアップグレード可能

機内搭乗の優先順位でもふれた「ダイヤモンド」「プラチナ」という特別なメンバーシップ会員だけがアップグレードできます。

ANAプラチナ会員

ANAプラチナ会員のカード

クレジットカード利用でも積算できるマイルとは異なり、実際に搭乗しないと積算されない「プレミアムポイント」により入会が認められる「プレミアムメンバーサービス」です。

「プレミアムポイント」の積算は利用運賃により差はありますが、目安として毎年1-12月に羽田~福岡を週1回往復利用すると「ダイヤモンド」、その半分の月2回往復利用で「プラチナ」会員資格に到達します。

実際の搭乗マイルに応じて付与される「アップグレードポイント」を使用して、国内線プレミアムクラスへのアップグレードが可能になります。まさに選ばれた人だけがアップグレードできます。

ANAプレミアムクラスが就航している機材や路線は?

路線単位ではなく、プレミアムクラスが設定されている機種(飛行機)で運行される便で利用可能です。

通路が2列ある中大型機のB777/B787/B767は100%、通路が1列の小型機でもB737のほとんどに設定されています。

逆に言うと設定されていない機種を探す方が早道です。

A320とプロペラ機のDHC-Q400には設定されていません。

なので、羽田路線を中心に、利用客の多い路線の運航便のほとんど利用できます。

ただしANA便名でもAirDo/ソラシドエア/STAR FLYER/ORC/IBEXが運航する機材ではプレミアムクラスの設定はありません。

ANAプレミアムクラスのリアルな体験レポート(2019年11月3日)

ANAプレミアムクラス搭乗記

最後に、実際にANAプレミアムクラスを利用した時のレポートをお届けします。

搭乗したのは3連休中日の11月3日(日)の羽田→神戸の便。

平日だと多い年配のビジネスマンが多いですが、休日なのでビジネスマンは少なめで、老若男女さまざまな人でプレミアムクラスは半数以上埋まっていました。

ANAプレミアムクラス

ANAプレミアムクラスの座席

ANAプレミアムクラスのスリッパ

ANAプレミアムクラスのスリッパ

ANAプレミアムクラスのメニュー

ANAプレミアムクラスの機内食メニュー

1時間ほどのフライトは終始揺れに見舞われました。

シートベルト着用サインが消える短い時間の中で、ドリンクや食事のサーブをCAはきちんとこなしてくれたので、CAさんにとても感謝です。

まとめ:ANAプレミアムクラスは快適すぎる!

ANA国内線のプレミアムクラスは、搭乗前から搭乗後まで、普通席では受けることがない贅沢なサービスをたくさん受けることができます。

普通席よりも高いですが、優先搭乗や専用保安検査場で時間をかなり短縮でき、搭乗直前までANAラウンジでゆっくり過ごすことができ、搭乗中は広い座席で美味しい機内食までいただけますよ!

ところで、一度ANAの上級会員になるとSFC(スーパーフライヤーズカード)を発行でき、普通席を予約しても半永久的にANAプレミアムクラスのようなサービスを受けられます。

気になる場合には、ぜひSFCについても知ってみてください。
ちなみにSFCを取得するために無理して飛行機に乗りまくるSFC修行というのがあるくらいです!笑

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