当サイトは、初心者でも分かりやすいようにマイルの情報を網羅したWEBサイトです。
またカード検索機能やLINE無料相談も可能ですので、有効活用してスムーズにマイルについての理解を深めていただけたら幸いです。

これを読んでくださる方が「マイルをスムーズに貯めてお得に旅行できるようになる」というのをモットーに当サイトを作成しました。ぜひマイルを貯める参考にしてください。
このサイトの目的と対象の読者さま
このサイトの目的
当サイトは「マイルの知識がゼロの方でもマイルを貯めてお得に旅行ができるようになる方法をまとめたWEBサイト」です。
私自身が旅行好きなのですが、旅行はどうしてもお金がかかってしまうため、なかなか行くことができずにモヤモヤしていました。
そんなときに「なんとかして安くならないかな〜」と模索している中で行き着いたのがマイルでした。



自分でもコツコツと貯めれば毎年ハワイに行くことができるほどのマイルを貯められることを知り、マイルの可能性に感動したのを今でも覚えています。
今となっては、マイルのおかげで好きな旅行に以前よりもかなり気軽に行けるようになりました。
マイルのおかげで、2年間で10回以上の旅行ができました。
中でも思い出に残ってるのが、母親とANAのビジネスクラスでタイに行ったときです。
ふつうに購入していたら、総額50万円は超えるであろうチケットが無料になり、マイルのすごさを実感しました。
マイルのおかげで旅行にたくさん行けるようになったため、現在は「もっとマイルの可能性を広げたい」という想いでこのWEBサイトを運営しています。



当サイトを活用してマイルの可能性を知っていただけたら嬉しいです。
想定の読者さま
マイルを貯めてお得に旅行したいという方が対象なので、学生・一般的な社会人・主婦・経営者など、幅広く読んでいただけます。
しかし、正直に申し上げますと、マイルについて「修行」などまで熟知している方などにとっては、初歩的な内容で物足りなさを感じたり、対応が難しいかもしれません。
対象の方、対象ではない可能性がある方は、以下の通りです。
対象の方
- 飛行機を使った旅行に興味がある方
- マイルを貯めたことがない方
- マイルを貯めているが、もっと効率の良い貯め方や使い方を知りたい方
- 旅行時に役立つクレジットカード情報を知りたい方
対象ではない方
- 飛行機を使った旅行に全く興味がない、する予定が全くない方
- すでにマイルを使いこなしており「積算率」「修行」を熟知している上級者の方
ふだんの生活の中で簡単にマイルは貯まる!
マイルってそもそも簡単に貯まるものなの・・・?
もしかすると、そう思うかもしれません。
一般的に言っても「マイル=飛行機に乗る人しか貯まらない」というイメージがまだまだあります。
しかし一切飛行機に乗らずとも、マイルはふだんの生活の中で簡単に貯めることができます。
そのカギとなるのがクレジットカードの活用です。
クレジットカードを使うことでカード会社のポイントを貯め、そのポイントをマイルに交換することでマイルを獲得するというカラクリです。
ふだんの買い物をはじめ、旅行やネットショッピング、水道光熱費、税金など、カード払いできるものをカード払いにすることでマイルは勝手に貯まります。
また飛行機搭乗時や航空券購入時にも、指定のクレジットカードがあれば+αでマイルをもらうことができるため、クレジットカードは必携と言えます。



当サイトではカード検索機能があるので、ぜひご活用ください!
→ANAマイルの貯め方の完全解説はこちら
→JALマイルの貯め方の完全解説はこちら
マイルが貯まるシミュレーション
マイルを貯めるカードとしては、100円支払うごとに1マイル貯まるカード(マイル還元率1.0%以上)が最低条件です。
当サイトでおすすめしているクレジットカードは、すべて効率よくマイルが貯まるカードです(マイル還元率1.0%というのを目安にしてください)。
※場合によっては、追加オプションをつけることでマイル還元率が1.0%以上になるカードもあります。
自分自身の支出を計算しましょう
実際にどのくらいのマイルを貯められるか?というのは気になりますよね。
自分自身のある程度の支出が分かると、おおまかに貯まるマイル数が算出できます。
以下の表を活用して計算してみてください(ご家族をお持ちの場合は、ひと家庭で計算してみてください)。
利用金額 (月間) |
利用金額 (年間) |
|
---|---|---|
買い物 (食費など含む) |
||
公共料金・税金 | ||
通信費 (スマホ+ネット) |
||
飲み会など交際費 | ||
旅行費 | ー | |
趣味費 | ー | |
その他 | ||
合計 |
僕自身は20代後半の一般的な社会人であり、独身で一人暮らしなので、以下のような感じです。
利用金額(年間) | |
---|---|
買い物 (食費など含む) |
100,000円/月×12カ月 =1,200,000円 |
家賃 | 660,000円 |
公共料金・税金 | 20,000円/月×12カ月 =240,000円 |
通信費 (スマホ+ネット) |
10,000円/月×12カ月 =120,000円 |
旅行 | 400,000円 |
その他 | 20,000円/月×12カ月 =240,000円 |
合計 | 286万円 |
計算してみると、少なくとも100万円は超えていることと思います。
もしも家族で計算した場合は300万円も超えているかもしれません。
仮にマイルが効率的に貯まりやすいカードを利用すれば、以下のようにマイルは貯まります。
- 100万円:
10,000マイル〜15,000マイル - 200万円:
20,000マイル〜30,000マイル - 300万円:
30,000マイル〜45,000マイル
10,000マイルあれば国内の往復分の航空券と交換でき、40,000マイルあればハワイ往復分の航空券と交換できます。
たった1年でこれだけ貯まるので、2年間貯めていれば家族旅行でも2名分ほどの航空券代は浮くことになり得ます。
場合によってはビジネスクラスで優雅に旅行したり、家族旅行がお得に出来るようになる可能性を秘めているのに、やることは現金払いをやめてカード払いをするだけなのです。


念願だったANAビジネスクラス
ふだんの生活の支払いをクレカに集中させるだけで、思っている以上にマイルを貯められるので、ぜひピッタリのカードを手に入れてください。



気づかぬうちに使い過ぎてた!なんてことを予防できたり、手数料を余分にとられることも起きなくなります。
マイルでハワイ旅行も夢ではない
マイルを貯めることで、航空券を無料にすることができ、お得に旅行することができます。
旅行先は国内の近場だけでなく、ハワイやヨーロッパなどのような海外も候補に入ってきます。
さらにはグレードもエコノミークラスに限らず、ビジネスクラスやファーストクラスにも乗ることも可能です。
ビジネスクラスやファーストクラスとなるとハードルが高そうに思えるかもしれません。
しかしエコノミークラスのチケットと交換に必要なマイル数と比較すると、ビジネスクラスで1.5倍ほどでファーストクラスで2~3倍くらいなので無理な話ではないのです。
実際に筆者自身は、母親とANAのビジネスクラスにマイルを使って乗ることができました!
コツコツ貯めたマイルをドカン!と使うことに躊躇したのですが、今までの恩返しを兼ねて奮発しました…!
※母親は50代後半なのですが「エコノミーで長時間はキツいから海外諦めてたけど、ビジネスクラスなら行けるし、母(私からみた祖母)も誘えるかも」と、これをきっかけにマイルを貯めはじめました。
やはり飛行機にたくさん乗る出張族や、カードをたくさん使うお金持ちや社長さんの方がマイルを貯めやすいのは現実です。
しかし一般人でも毎年旅行に行けるくらいは貯められるので「よくわかんない」や「難しそう」で片付けず、マイルのことを知ってみるところから始めてみてください。



お得に旅行できるのはもちろん、ビジネスクラスなどの貴重な体験もできる可能性も秘めています。
再三お伝えしていますが、マイルを貯めるにはどんな方もクレジットカードがカギになります。
マイルのことを全然知らなくても、マイルが貯まるカードを発行して使っていれば、勝手にマイルは貯まってお得に旅行できます。
逆に、マイルの知識があってもマイルを貯める行動をしなければ貯められません。
「マイルを貯めたい!」と思っている今のうちに、マイルが貯まりやすいカードを見つけてみてください。
【無料】LINEにてマイル・カードなどの相談が可能です
もしも「絶対カード選びを失敗したくない!」という場合には、当サイトの無料LINE相談をご活用ください。
※匿名で質問可能で、用が済んだらブロックしてOKです。



1回で理解しきるのは大変なので、このページをブックマークして気になったら読み返すのがおすすめです。
マイルを貯めるのにぴったりなクレジットカードまとめ
マイルが貯まりやすいカードを発行し、あとは現金払いからカード払いに変えるだけでマイルが勝手に貯まっているという状態になるので、まずはマイル用のクレジットカードを手に入れましょう。
ここからは以下の3パターンでおすすめのカードを紹介します。
- ANAマイルを貯めるのにおすすめのカード
- JALマイルを貯めるのにおすすめのカード
- ANAマイルとJALマイルを決めきれないときにおすすめのカード



自分にあったカードの候補を知りたい場合には、ぜひご活用ください!
ANAマイルを貯めるのにおすすめのクレジットカード
ANAマイルを貯めるのにおすすめのクレジットカードは、ANAアメックスカードとANAワイドゴールドカードです。
ANAアメックスカード


国際ブランド | AMEX | |
---|---|---|
年会費 | 常時 | 7,700円 |
割引 | なし | |
還元率 | 常時 | 0.8% |
上限 | 1.0% | |
航空券 | 1.5% | |
ボーナス マイル | カード継続 | 1,000マイル |
フライト ボーナス | +10% | |
付帯保険 | 海外 | 最大3,000万円 |
国内 | 最大2,000万円 | |
空港ラウンジ | ・国内主要空港 ・ホノルル | |
公式サイト | >> 公式サイト |
ANAマイルの有効期限を気にせず、コツコツとマイルを貯めることができ、保険や空港ラウンジにも強いANAアメリカン・エキスプレス・カード(以下、ANAアメックス)。
カード利用ごとにメンバーシップリワードポイントというポイントが貯まり、ANAマイルに交換することで、ANAマイルを得られます。
ポイント交換しなければいけないので一見ひと手間増えたように感じますが、交換の過程があることで実質マイルの有効期限を気にせずに済むのが嬉しいポイントです。
ANAマイルは有効期限が3年なので、他のカードだとせっかく貯めたのに仕事の休みと家族の予定が合わずに失効してしまうということもあり得ます。
しかしANAアメックスカードのなら有効期限がないメンバーシップ・リワードを貯めて、必要なときにANAマイルに交換すれば、マイルの有効期限という概念がなくなります。
年会費は7,700円ですが、高還元率&ポイントの有効期限なしという魅力的な特徴を持ったANAカードです。
ANAアメックスカードは常識はずれの入会キャンペーンをたびたび開催しており、2020年4月現在は最大63,500マイル(ヨーロッパ往復相当!)ももらえるキャンペーン中です。
条件もありますが、一発でこれだけのマイルがもらえるのはお得すぎるので、ぜひこの機会を活かしてください。



ANAワイドゴールドカード


国際ブランド | Visa/Mastercard | |
---|---|---|
年会費 | 常時 | 15,400円 |
割引 | 9,500円 ※リボ払い利用時 | |
還元率 | 常時 | 1.0% |
上限 | 1.3% | |
航空券 | 2.0% | |
ボーナス マイル | カード継続 | 2,000マイル |
フライト ボーナス | +25% | |
付帯保険 | 海外 | 最大5,000万円 |
国内 | 最大5,000万円 | |
空港ラウンジ | ・国内主要空港 ・ホノルル | |
公式サイト | >> 公式サイト |
ANAマイルをザクザク貯めている陸マイラー御用達のカードであるANA ワイドゴールドカード。
通常マイル還元率が1.0%であり、国内主要空港ラウンジが利用でき、旅行保険も十分なのに、年会費10,450円(割引後)とコスパ抜群です。
カードの利用実績に応じてマイル還元率がアップしたり、リボ払いの登録でANAマイル還元率がアップし、最大で1.3%*が実現できるポテンシャルを持っています。
ANAの飛行機搭乗時には、カード保有特典として+αでANAマイルをもらうことができ、毎年継続ごとに2,000マイルが付与されます。
年会費を下げたり、ポイント還元率を上げるのが少し手間ですが、それを上回るメリットがあります。



ですが今でもANA陸マイラーに人気なカードです!
JALマイルを貯めるのにおすすめのクレジットカード
JALマイルを貯めるのにおすすめのクレジットカードは、JALカードとセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードです。
JAL普通カード


国際ブランド | Visa/Mastercard/ JCB/AMEX | |
---|---|---|
年会費 | 常時 | 2,200円 AMEX:6,600円 |
割引 | 初年度無料 ※AMEX除く | |
還元率 | 常時 | 0.5% |
上限 | 1.0% | |
航空券 | 1.5% | |
ボーナス マイル | カード継続 | 1,000マイル |
フライト ボーナス | +10% | |
付帯保険 | 海外 | 最大1,000万円 |
国内 | 最大1,000万円 | |
空港ラウンジ | なし | |
公式サイト | >> 公式サイト |
JAL普通カードは、できる限りお金をかけず、ふだんの支払いでJALマイルを貯めるのにもっともおすすめなクレジットカードです。
オプションサービスであるショッピングマイルプレミアム(JALカード保有者の80%が加入)に加入することで、マイル還元率1.0%と高還元率を実現できます。
ショッピングマイルプレミアムは年間3,000円ですが、月々のカード決済が3万円以上あるなら、貯まるマイル数を考慮すると加入しないと損してしまいます。
また、電子マネー(Suica/PASMO/WAON)と組み合わせることで最大1.5%を実現できます。
ひとことにJAL普通カードと言っても8種類あり、電子マネーに対応しているカードは一部のみです。
- Suica:
JAL普通カードSuica - WAON:
JAL普通カードTOKYU POINT ClubQ カード - PASMO:
JAL 普通カード OP
自分がよく利用する電子マネーに対応したカードを発行しましょう。



ANAマイルとJALマイルを決めきれない場合…
ANAマイルとJALマイルを決めきれないときにおすすめのカードは、SPGアメックスカードです。



SPGアメックスカード以外の候補を知りたい場合は参考にしてください。
→【最強決定】陸マイラーのメインカード2021!ANA・JALマイルが効率よく貯まるクレジットカードはこれ!
SPGアメックスカード
SPGアメックスカードは貯めたポイントをANAマイルとJALマイルのどちらにも交換可能な万能クレジットカードです。


国際ブランド | AMEX | |
---|---|---|
年会費 | 常時 | 34,100円 |
割引 | なし | |
還元率 | 常時 | 1.0% |
上限 | 1.25% | |
航空券 | 1.0% | |
ボーナス マイル | カード継続 | なし |
フライト ボーナス | なし | |
付帯保険 | 海外 | 最大1億円 |
国内 | 最大5,000万円 | |
空港ラウンジ | ・国内主要空港 ・ホノルル | |
キャンペーン情報 | 最大10,000マイル | |
公式サイト | >> 公式サイト |
SPGアメックスカードでカード決済して貯まるポイントはANAマイルとJALマイルに交換できるため、ANAかJALかを決めきる必要はありません。
ANAとJAL以外にも40社以上の航空会社のマイルに交換できるのですが、これほどまで幅広い交換先があるのはSPGアメックスカードだけです。
ポイント自体の有効期限がないため、コツコツと貯めることができるのも嬉しいポイントです。
マイル還元率は1.25%と高還元率なので、効率的にマイルを貯められます。
SPGアメックスカードは「ANAとJALのどちらでもOK」「ポイントの有効期限なし」「マリオットボンヴォイの上級会員になれる」という点から陸マイラーの間で人気沸騰中です。
年会費が34,100円なので高いと感じるかもしれませんが、カードのスペックや特典を考えると高いどころかコスパ良いと言えます。
2年目以降はマリオット系列のホテルに無料宿泊できるので、この特典だけでも年会費をペイすることもできます。



爆発的にマイルを貯めるにはポイントサイトの活用
マイルはコツコツとしか貯めらないなか、爆発的に貯める方法がひとつあります。
それがポイントサイト(お小遣いサイト)の活用です。
「ポイントサイトってなんか怪しい・・・」
「ほんとうにマイルが爆発的に貯まるの?」
もしかすると、このように思うかもしれません。
「爆発的に貯められるなら、ぜひやりたい!」という方はもちろん、不安や疑問がある方でも知るだけ知ってみてください。
もしポイントサイトへの考え方が変わったら「1年後にはマイルを使って家族でハワイに行ける」なんてことも現実的なので・・・!
ポイントサイトは、ちょこちょことポイントを集めるイメージがあるため面倒がる方が多いですが、面倒くさいで片付けるのは勿体無すぎるほど、ポイントサイトでは大量のマイルを貯められます。
具体的なやり方は後ほど説明しますが、1年間で10万マイル〜20万マイルを貯めることが現実的に可能なのが、ポイントサイトのすごいところです。
私は1年で16万マイル(ハワイ4往復分)ほど貯めましたが、これはポイントサイトも活用したからこそです。
6万マイルほどは大好きな宮古島に3回ほど行って使いました。
ところで10万マイルあると、以下のように旅行ができます。
- 東京〜沖縄:5往復
- 東京〜ハワイ:2.5往復
- 東京〜NY:ビジネスクラスで1往復
- 東京〜ロシア:ファーストクラスで1往復
これが20万マイルになったら・・・すごいことになると想像できますよね。
→ポイントサイトでANAマイルを貯める方法を見る
→ポイントサイトでJALマイルを貯める方法を見る
ポイントサイトでマイルを大量に貯められる理由は?
企業が商品やサービスの宣伝をしており、ポイントサイトから商品やサービスを購入したりすることで、私ら利用者はポイントを獲得できます。
ポイントサイトにある商品やサービスはかなり幅広くあります。
中には、1マイル相当のポイントしか得られないようなものもあれば、10,000マイル相当のポイントがもらえるものもあります。
たとえば、ポイントサイトを通じてAmazonにアクセスして購入すると、Amazonからもらえるポイントとは別でポイントサイトからも購入分の数%をもらえます。
クレジットカードの発行だと1枚でだいたい5,000マイル相当のポイントがもらえ、多ければ20,000マイル相当のポイントをもらえることもあります。
この差はなんなのか?
難しいことだったり、リスクが高いわけではなく、ズバリ企業側の予算です。
予算が出ればたくさんポイントをもらうことができます。
おすすめのポイントサイトはハピタスです。まずは登録して、どのような案件がありどれだけポイントが貯まるのか、確認してみてください。
マイルの賢い使い方
マイルの使い道は、航空券以外にもさまざま。
たとえば、座席アップグレードやディナー、ホテル宿泊、景品交換、現金化などがあります。
1番のおすすめはもちろん特典航空券ですが、ディナーなどが星付きレストランのプランもあったりして意外と良さそうな使い方です。
マイルがあまりにあまったら、ディナーやホテルなどに使ってもいいかもしれませんね。
航空券
まずはおなじみの特典航空券です。
一般的にはマイルを貯める=航空券を無料にする、というイメージですが、それが特典航空券にあたります。
1マイルあたりの価値がもっとも高まる交換先です。
座席のアップグレード
エコノミーで予約するとビジネスクラスに、ビジネスで予約するとファーストクラスにアップグレードさせるのにもマイルを使うことができます。


ANAビジネスクラスの座席


ANAビジネスクラスの食事


ANAプレエコの座席


ANAプレエコの食事
たとえば、ANAだと片道 (1区間) 12,000マイルから座席のアップグレードを利用できます。
ANAの場合の1区間(片道)あたりの区間基本マイレージと必要マイル数は以下の通りです。
1区間(片道) の距離 |
エコノミー →ビジネス |
ビジネス →ファースト |
---|---|---|
0~2,000 | 12,000 | 20,000 |
2,001~3,500 | 18,000 | 30,000 |
3,501~4,500 | 20,000 | 35,000 |
4,501~5,500 | 25,000 | 40,000 |
5,501~ | 28,000 | 45,000 |
少し具体例を挙げておきます。
- 東京〜シンガポール:3,312マイル
- 東京〜NY:6,723マイル
- 東京〜パリ:6,194マイル
つまり、東京〜NY間のエコノミー→ビジネスのアップグレードが28,000マイルでOKということです!
エコノミークラスとビジネスクラスの価格差は60万円にもかからわず、たった28,000マイルで済むのは、かなりお得ですね。
他の区間を知りたい場合はマイレージチャート(ANA公式サイト)をご覧ください。
その他(ホテルやツアー、ディナー、景品交換など)
ホテルやツアー、ディナー、景品交換などにも使うことができます。
だいたい1マイル=1円になるように設定されています。
特典航空券にマイルを使うと1マイル=3~20円になるため、特典航空券として使うのが一番お得ですがさまざまな使い道があるので自分に合った使い方をするのがいいと思います。
各種ポイント
ANAマイルやJALマイルは、楽天ポイントのようなポイントや楽天Edyのような電子マネーに交換することができます。
以下はANAマイル10,000マイルで交換できるポイントや電子マネーの例です。
スターバックスカード | 10,000円分 |
iTunesギフトコード | 10,000円分 |
電子マネー「楽天Edy」 | 10,000円分 |
iD バリュー | 10,000円分 |
TOKYU POINT | 10,000ポイント |
楽天スーパーポイント | 10,000ポイント |
Tポイント | 10,000ポイント |
nanacoポイント | 10,000ポイント |
ヤマダポイント | 10,000ポイント |
タカシマヤカード (ゴールド) |
10,000ポイント |
マツモトキヨシ 現金ポイント |
10,000ポイント |
エムアイポイント | 10,000ポイント |
JRキューポ | 10,000ポイント |
なので、もしも「航空券などではなく、現金のように利用したい」という場合には、ポイントや電子マネーへの交換もアリです。
しかし大体が「1マイル=1円相当」の交換レートになっているので、特典航空券を発券するときのマイルの価値を考えると勿体なさはあります。
現金化
マイルは他社ポイント・電子マネーにも広く交換することができます。
そしてそのポイントや電子マネーを現金化することで、間接的にマイルを現金化できます。
※若干、変則的な方法です
カギとなるのは「JRキューポ」というポイントです。ANA/JALマイル→JRキューポ→G-Point→現金という流れで現金化できます。
ちなみにJRキューポは、JR九州が発行するクレジットカードのポイントです。
マイルの現金化は、やろうと思えばできますが、1マイルあたりの価値が1円以下になってしまうため、もったいなさはあります。
ですが「どうしても現金化したい!」という場合には、Tポイントや楽天ポイントのような現金のように使えるポイントに交換するのもアリです!
たとえば、1ANAマイル=1Tポイントに交換できます。



一度で理解するのはムズかしいと思います。ぜひ何度も読み返して、少しずつマイルについて知ってみください!
さいごにマイルについてのFAQを紹介します。
マイルについてのFAQ
さいごにマイルについてのFAQを紹介します。
海外の航空会社をマイルで利用するには?
海外の航空会社をマイルで利用する場合は、ANAマイルやJALマイルを使うのがお得であることが多いです。
例としてタイ国際航空の場合で説明します。
タイ国際航空はANAと同じスターアライアンスに属しているので、ANAマイルを使ってタイ国際航空の特典航空券を発券できます。
タイ国際航空のエコノミークラスとの交換に必要なマイル数は、ANAマイルだと35,000マイルで、タイ国際航空だと45,000マイル必要です。
つまり、タイ国際航空のエコノミークラスを利用する場合には、ANAマイルを貯めておいたほうがいいというわけです。
しかし毎回上記のように、ANAやJALのマイルの方がお得というわけでもありませんので、自分自身が利用したい航空会社ごとに調べてみてください。
また、エミレーツ航空やハワイアン航空のように、アライアンスに属していない航空会社もあります。
しかし、もしもANAやJALと提携していた場合には、ANAやJALのマイルを使って海外の航空会社の特典航空券を発券できます。
エミレーツ航空やハワイアン航空はJALと提携しており、JALマイルを使って利用することができます。
マイル修行ってなに?
航空会社は、よく利用するお得意様に対して上級会員制度を用意しています。
たくさん飛行機に乗ると特典つきのステータスがもらえるわけです。
ステータスは飛行距離や搭乗回数によってランク分けされていて、当然ランクが上がるごとにもらえる特典も増えていきます。
ですが、ステータスは簡単に獲得できるものではなく、おおよそ年間50万円分ほど飛行機に乗ったり、50回以上乗らないと獲得できません。
そこで、ステータスを獲得するために、無理にたくさん飛行機に乗ることを「修行」と名付けていて俗に「マイル修行」と呼ばれています。
ANAだとSFC修行、JALだとJGC修行と呼ばれています。
一度ある一定以上のステータスを獲得すると、半永久的に一部特典が享受できるため、必死になって獲得する人がいるのです。
学生でもマイルを貯めることはできる?
学生だと飛行機にそれほど乗る機会もないですし、カード決済額も少ないため、なかなか貯めるのは難しいと思いますよね。
結論からいうと、学生でもマイルを貯めて毎年旅行ができるほどマイルを貯めることは可能です!
たとえば、JALが発行しているJALカードnaviを発行すると、減額マイルキャンペーンという航空券との交換に必要なマイル数が最大60%も減るキャンペーンを利用できるため、あまりマイルを貯めなくても特典航空券を発券できます。
他にも、マイルの有効期限が無期限であったり、JALマイルをもらえる特典が盛りだくさん!
JALは学生でもマイルを貯めてお得に旅できる環境を整えてくれています。
マイルの有効期限を伸ばす方法はないの?
ANAとJALともにマイルの有効期限を無期限にする方法がありますが、それぞれで上級会員にならないといけません。
なので現実的にマイルの有効期限を伸ばす方法はないのです。
ANAの場合だと、ANAマイルをメトロポイントに交換し、メトロポイントをANAマイルに交換して延命させる方法がありますが90%目減りしてしまうため勿体なさはあります。
マイルは家族に譲渡できる?友達や彼氏彼女は?
マイルを譲渡できる範囲は航空会社によって異なります。
海外の航空会社だと第三者の特典航空券を発券できることも多々ありますが、ANAやJALでいうと二親等以内でしか譲渡できません。
ANAとJALでのマイルの譲渡のしかたは以下の記事でまとめています。
マイルを貯めたらANAやJALの上級会員を目指す「マイル修行」もあり
ANAやJALをはじめ、航空会社にはお得意さんを優遇するサービスがあります。
とにかくたくさん飛行機に乗ることで、航空会社の豪華で広々として空港ラウンジを利用できたり、保安検査場の専用レーンを使えて時間短縮ができたり、飛行機の上位グレードの座席が空いてたら無償でアップグレードができたり…


鹿児島空港のJALサクララウンジ


羽田空港ANAラウンジの名物「豚骨ラーメン」


ANAのプレエコの座席
そんな贅沢なサービスが受けられるのが上級会員の特権なわけですが、基本的には毎年のように厳しい基準をクリアしなければいけません。
しかし、ある一定以上の基準に達することで、半永久的に上級会員のサービスの一部を享受できるのです!
極端な話、一度も飛行機に乗らなくても上級会員を維持し続けることができます。
なので、無理をしてでも上級会員になり、半永久的に上級会員のサービスを受けられる権利を手に入れるために、まるで修行のように飛行機に乗りまくるのが「マイル修行」です!
ANAではSFC修行、JALではJGC修行と呼ばれています。
ANAのSFC修行
SFCは、ANAカードの一種でANAスーパーフライヤーズカードの通称です。
ANAスーパーフライヤーズカードは、ANAの上級会員と同等の特典が得られる特別なクレジットカードです。
ANAの上級会員のうちプラチナ会員またはダイヤモンド会員になると申込みをすることができますが、そこに到達するまでにはなかなか一筋縄には行かないのが現状です。
そのため、ANAスーパーフライヤーズカード取得に励むことが「SFC修行」と呼ばれるようになったのです。
JALのJGC修行
JGC(JALグローバルクラブ)は、JALをよく利用するお客様に対して特別なサービスを提供する会員組織です。
一定の入会基準を満たすと、晴れてJGCの会員になることができます。
また、JGC会員用のクレジットカード(いわゆるJGCカード)を作り、そのクレカを更新し続ける限り、JGCの会員資格を持ち続けることができます。
まとめ:マイルでお得に旅行をしよう!
マイルはややこしく、取っつきにくさがあります。
しかしちょっとした工夫でマイルは貯めることができ、航空券を無料にしてお得に旅行できます。
当サイトでは「マイルについて知ることで、少しでもお得に旅行する人が増えて欲しい」という想いで運営させていただいております。
少しでもお力になれたら幸いです。
ところで当サイトは、カード会社からの広告収益で成り立っています。
しかし闇雲にカードの申込を推奨するのではなく、読者の方がマイルを貯めるのに最もおすすめであるカードの提案を心がけていきますので、引き続き応援よろしくお願い致します。
LINEにてマイルの相談を受付中
当サイトではLINEにて質問を受け付けています。
マイルやクレジットカード、航空会社などのことで質問等があればお気軽にご相談ください。
おまけ①筆者のマイルでの飛行機搭乗記録
筆者は約3年前ほどからマイルを貯めはじめました。
今までマイルで取った航空券は以下の通りです。
- ANA:名古屋〜沖縄
- ANA:名古屋〜宮古島(3回)
- JAL:東京〜長崎
- JAL:東京〜鹿児島
- ANA:東京〜タイ(ビジネスクラス)
飛行機を使っての旅行はすべてマイルでお得に済んでいます。
おまけ②筆者のクレジットカード事情
筆者は法人経営者なので、個人決済用と法人決済用のクレジットカードを活用してマイルを貯めています。
- 個人決済用:SPGアメックスカード
- 法人決済用:セゾンプラチナ・ビジネス
おまけ③筆者の保有マイル数
2019年8月現在保有しているマイルは4種類あり「合計498,334マイル」です。
ANA | 193,829マイル |
---|---|
JAL | 78,915マイル |
シンガポール航空 | 200,600マイル |
ブリティッシュエア | 25,000マイル |
これだけのマイルがあれば、まだまだたくさん旅行ができそうです。
基本的にはクレジットカードを使ってコツコツとマイルを貯めつつ、ポイントサイトの活用で貯めました。
最初からお伝えしていることですが、毎年のようにマイルで旅行できるほどマイルを貯めることは可能です。
当サイトが「マイルを貯めてお得に旅行する手助け」になったら嬉しい限りです。